NGC598

まいにちの記録

2014.7.15

『私は私のことを愛することは下手だけど、

私の絵はいつも愛していたいと思うのです。

筆跡の一つ一つに、その時の想いがこめられて

キャンパスの上に残っている。

そんな自分の生きた後を、たまらなく愛しく思うのです。

今現在の瞬間の私は頼りなくて、薄っぺらだけど、

この絵の具の重なりの中に、

今までの私が確かに残っているのです。』

2014.7.15 手帳より抜粋