NGC598

まいにちの記録

過去

自分の備忘録としての日記。文章めちゃくちゃ。

家の片付けをした。
昔の手帳やスケッチブックなど、なかなか捨てられなかったものにまで手をつけた。
大学生の頃の手帳が出てきた。書いていることが恥ずかしすぎて読み飛ばしていたが、今回、もう捨ててしまおうかと思い内容に目を落としてみた。

ほとんどが彼氏とサークルとバイトの話。楽しかったこと、出かけたこと、喧嘩したこと、思ったこと、言えなかったことなど、生々しく描かれていた。幸せな時と苦しい時の差が激しく、暇ゆえに悩み事ばかりに目を向けており、真面目に相手に向き合おうとしていた。苦しいことばかり記憶として定着していたが、確かに幸せな時もあったのだなぁ。本当はきっと、そんなに嫌な大学生活じゃなかった。思い出したくなかっただけだった。

 

今でも時々陥る、過去を許せない感情に対して、一つの答えが出たように思った。

過去のことを思い出す時、相手を許せないのではなく、過去の自分の未熟さゆえの言動や物の考え方、行いを許せなかった。恥ずかしくて情けなくてやり直したいと思い、自罰感情にとらわれることが多々あった。

 

今回手帳を読み返して、過去の自分のことも許していいと思った。

うまくいかなかったけど、こんなにも相手と真面目に向き合ってた。

自分の心を守りながら、相手とやっていくためにどうすればいいのか、いつも真剣に考え行動していた。許していい。恥ずべきことはない。本当にバカだったけど、バカなりに逃げずに頑張っていた。それゆえに精神をぶっ壊していったんだけどさ。ぶっ壊れた精神で何を考えてもまともな答えは出ないんだけど、そのことを自分でも気が付かなかったね。

 

過去に思い悩む時間は最近では随分減ってきて、もう殆どないけれど、いよいよ本格的に捨てていいなと思った。もう充分自分の身体の中に浸透して、肥やしになってる。

もっと身軽になりたいな。今や未来のことを考える時間に充てよう。

 

あと、大学の友人や後輩たちからもらったコメントや手紙を読んだ。

明るい、優しい、笑顔、気が遣えるなど、たくさんの言葉をもらっていた。

大学の子たちとの関わりは辛かった部分もあったけど、自分が周りを明るくする人間としての役目を負えたことは誇らしく思うし、辛くなかった。別に作り笑いじゃなかったし、嘘もついてなかった。それで周りが楽しい気分になるなら、少しぐらい負荷がかかってもいいとは本気で思っていた。自分は人に与えていたし、同時に人からもたくさん与えられていた。支えてもらっていた。自分のことを受け入れてくれていた大学時代の人たちに対しても、感謝の気持ちを持っていたい。

 

大学時代の自分を闇に葬り去ろうとしていたけれど、その時代も自分の過程の一つとして受け入れてあげようと思った。辛かった記憶だけではなく、楽しかったことも蓋をせず思いだせるように。まぁ写真は捨てたけど。

 

これからもっと成熟した人間になりたい。

今そばにいる人や、過去に私を育ててくれた人達への感謝を忘れず、自分の人生の目的に向かって生きていきたい。幸福を追求したい。自分のために生きたい。